はじめましての自己紹介
はじめまして、ペーいちです
まずは自己紹介をさせてもらいます。
1976年12月2日生まれ、現在42歳、既婚、小学4年生の娘と5歳の息子を持つ2児の父です。広島県出身の広島県在住です。
小学生の時から大学卒業まで、ずっと剣道をやっていました。
中学や高校の文化祭で、演劇部が舞台をしていましたが、なんか、魔法使いが出てきたり、当時流行っていたあぶない刑事の格好をした人が出てきたり。
見ているこっちが恥ずかしくなるようものしか見たことがなかったので、演劇はなんだか、恥ずかしいものという認識をしていました。
演劇を始めたきっかけ
社会人になって就職した先が、自分に縁もゆかりもない、知り合いが一人もいないところ土地で、しかも物凄い田舎。
もし自分がアパートで死んでも、誰にも気づいてもらえないまま、腐乱死体になってしまうかも、という不安がありました。
友達が近くにいなくて、あまりの寂しさに耐えきれず、地域のコミュニティ誌に載っていた、アマチュア劇団の団員募集に応募しました。
なんで演劇だったのかというと、田舎過ぎて、そこ以外に若者が集まってそうなサークルがなかったからです。
この劇団で演劇をやってみて、面白くなければやめればいいし、それでも知り合いは出来るわけだからいいや、くらいの軽い気持ちで参加しました
しかし、いざ舞台に立ってみると、すごく緊張したものの、作品を作っていく楽しさと舞台上の快感にはまってしまい、今に至るまで、仕事のかたわら、舞台演劇にかかわることになってしまいました。
このブログを立ち上げるにあたって
演劇にはまって、いろいろな作品に出演させてもらう中で、演技をするにあたって、どうすればうまくなるのか悩んでいました。
東京や大阪のような都会ならいざ知らず、地方都市でどこに習いに行ったらいいのかも分からない。
幸い私は、ご縁があってプロでミュージカルをはじめとして演劇も演出する演出家の先生に出会い、演技についていろいろ教えてもらう機会を得ました。
もちろん、演技法の本を読んだり、それらのことを実際の舞台で試してみることもできました。
また、地域の公民館で講師として演劇ワークショップを開かせてもらって、人に教える機会にも恵まれました。
私がかかわるアマチュア演劇の人たちの中には、演技とは感情こそが大事でそれ以外はどうでもいいという人もいらっしゃいます。
確かに、演技の上では感情の表現は大事です。しかし、それはあくまで基礎ができていることが前提のことなのです。
「芸術とは感性を技術によって表現することである」と前述の先生は仰いました。
どれだけ優れた感性も、技術なしには表現することはできません。
故中村勘三郎さんは、歌舞伎界において、型破りな人と呼ばれましたが、「型があるからこその型破り、型が出来てないやつがやったら、ただの形無し」と言っておられました。
基礎基本をないがしろにして、舞台表現はあり得ない。しかし、どこで習ったらいいのかわからない、そんな悩みを持った方たちに、何か力になれたらと思いこのブログを立ち上げました。
これからいろいろ、演技に対する考え方や、基礎となるテクニックなどを紹介していきますので、少しでも参考にしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見・ご感想などありましたらコメント欄に書きこんでいただけると嬉しいです。